現在発達中の台風10号。
先日(8/31)の欧米の予測データによると、9月6日(日)から7日(月)ごろに強力な台風となって西日本(四国経由)を直撃する予想進路が出ていました。
そして、9月4日現在予想進路は少し変わって、今度は九州を横切っていくような進路になっています。(あくまでも予想ですが…)
現在の予想進路で進んだ場合、九州を直撃する可能性がある台風10号の進路と台風への備えなどについてご紹介します。
2020年台風10号は九州直撃?暴風雨に入る時間帯はいつ?
最新の2020年台風10号進路予想は九州直撃!
引用:tenki.jp
台風10号は当初予想よりスピードを落として北上中です。
九州が暴風圏に入るのは6日(日)の夜頃からと思われます。
九州直撃の台風10号進路予想の変化
台風10号、8月31日時点の、9月6日AM9:00頃の予想図は以下の通りです。
そう四国または近畿地方を横切って日本海に抜けそうな進路でした。
ところが、9月1日現在、同じく欧州中期予報センターの予想進路は、まさに九州を縦断しそうな位置に台風10号がいます。
台風10号は九州に上陸するのか?
当初予想よりも西側に進路の向きを変えている台風10号(ハイシェン)について
気象庁発表の予想天気図では発生後、徐々に発達しながら西進し、3日(木)午前9時の時点で、中心気圧は980hPaまで下がると予想しています。
9月1日PM9:00予想
9月1日PM9時の発表では、1日(火)午後9時、小笠原近海で台風10号が発生したとのことです。
台風の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルで、1時間に約10キロの速さで南西に進んでいます。
現時点の予想進路は以下の通り。
予想通り、九州をすっぽり縦断しそうです。
台風の進路や勢力の情報は刻々と変化します。
9月1日現在の情報となりますので、必ずしも予想通りの進路とは限りません。
九州が暴風域に入る時間帯はいつ?
現時点では九州南部で9月6日(日)早朝ぐらいから暴風域に入る予想です。
9月6日(日)午前9時には九州全土がすっぽり暴風域に入る感じではないでしょうか?
台風10号は勢力が大きいため、九州のみならず四国、中国、近畿地方でも十分な注意が必要です!
台風への備え
伊勢湾台風なみの台風10号でもご紹介しましたように台風10号の勢力は近年にない勢力となっています。
進路に当たる地域に住んでいる方に限らず万全の備えをおすすめします。
台風が接近する前に確認しておくこと
- 最新の台風情報の確認をする
- 家の周りの再点検
- 窓や雨戸を補強する
- 床上の浸水対策をする
- ライフライン断絶に備える
最新の台風情報の確認をする
テレビ・ラジオ・パソコン・スマホなど常に最新の情報を取得できる機器を確保しておきましょう。
停電になる可能性がありますので、携帯端末については充分に充電しておきましょう。
家の周りの再点検
家の周りに強風などによって飛ばされる可能性のあるものは、飛ばされないようにしっかり固定しましょう。
また、自転車などの倒れそうなものはあらかじめ倒しておいて固定するなどしましょう。
物干し竿等も物干し台から下ろし、横にしておきましょう!
窓や雨戸を補強
では、窓にテープを貼るなどして補強する、雨戸・カーテンを閉めるなどの対策を行います。
床上の浸水対策をする
床上に浸水する可能性がある土地にお住まいの方は、家財や家電など高所に移動が可能であれば移動しておきます。
コンセントは漏電・ショート・感電などが発生する可能性がありますのであらかじめ抜いておきましょう。
ライフライン断絶に備える
水道・ガス・電気などのライフラインの断絶に備えます。
停電が長引く可能性もありますのでガスコンロのボンベなどいざという時に使える予備機器を確認しましょう。
また、断水に備えて飲料水を確保します。(2リットルのペットボトルの水などを準備)
また、浴槽に水を張るなどしてトイレなどの生活用水を確保しましょう。
その他、非常持ち出し品を確認しておきます。
2020年台風10号は九州直撃?暴風域に入る時間帯はいつまとめ
これまでに公表されていた海外の気象情報などから、台風10号について発生前からの情報をお伝えしました。
2020年9月1日21時の時点で日本の気象庁から台風10号発生の情報も発表されています。
現時点での進路は九州直撃コースとなっています。
また、九州が暴風域に入るのは9月6日(日)の朝方からと思われます。
今後の進路に注意しながら、早め早めの準備をしましょう。
尚、必要以上の買いだめなどは控えましょうね!