事前情報なしで映画「鬼滅の刃」を観に行った方に多い疑問の一つは「鬼が太陽の光を恐れる理由が分からなかった…」というものでした。
確かに鬼の特性については映画「鬼滅の刃」内での説明がないので初見の人には伝わらない点の1つですね!
そこで今日は、簡単に「鬼滅の刃」の鬼の特性と弱点をまとめてご紹介します。
鬼滅の刃の鬼の特性と弱点
鬼の特性
基本的には不老不死です。
鬼は食べた人の数に比例して強くなっていき、肉体を変化させ特殊な技(血鬼術)を使うものもあらわれます。
今回映画化された無限列車編に登場する下弦の鬼は人の夢に介入し、精神を攻撃し、破壊することができる技を持っています。
鬼は何のために誰が増やしてるの?
ほとんどの人間が鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)という一番初めに鬼になった者の血を飲むことで鬼に変化しています。
炭治郎の家族を殺し、妹を鬼に変えたのも鬼舞辻無惨でした。
鬼を増やす理由は映画までのストーリー(原作漫画7~8巻)では詳しくは分かっていません。
無惨は鬼を操ることが可能であり、かつ鬼に自らの血を与えることで配下の鬼は強さを増すため、自分を守る配下をつくることを目的としていると思われます。
そもそも鬼は人間?
無惨を含め、全ての鬼は元々人間でした。
無惨が鬼になった経緯は映画の時点では語られていませんが、その他の鬼は無惨の血を飲んだことによって鬼に変化してしまいました。
鬼の強さのランク
鬼にも強さのランク付けがあり、特に強い鬼を十二鬼月(じゅうにきづき)といいます。
十二鬼月(じゅうにきづき)は無惨の直属の配下として上弦の月6体と下弦の月6体で構成されています。
この十二鬼月には無惨から血が与えられるため、更に強くなるために人をたくさん食べ、十二鬼月に入れてもらおうとする鬼もいます。
上弦の月はここ数百年顔触れが変わらない程に強く、上弦の鬼1体に対して柱(鬼殺隊の中で最も位の高い九名の剣士)3人分の強さに匹敵します。
下弦が上弦になるためには、血戦と呼ばれる戦いをして勝つことが必要とされています。
鬼が強くなる要素
無惨から与えられた血の量が多いほど強く、さらに人間を喰った数だけ強くなりますが、鬼の個の適正により、無惨の血を多量に摂取することで死ぬものや、人間を喰い続けてもある程度を超えてから人間の血を身体が受け付けなくなる個体もいます。
このため、十二鬼月に入ることができるものは選りすぐりの十二体のみとなっています。
鬼の弱点
鬼を殺す方法は以下の通りです。
- 鬼殺隊が持つ日輪刀という、太陽光を浴びた特殊な鉱石で作られた刀で首を切る
- 太陽の光にさらす
- 藤の花の毒を使う(胡蝶しのぶ)
- 無惨に限っては、鬼の細胞を破壊することができる
また、鬼は藤の花の香りが苦手です。
単行本一巻で、炭治郎が鬼殺隊に入隊するための試験では、試験会場の回りに一年中、藤の花が咲いているため、その中に鬼が閉じ込められており、そこで7日間生き残ることが試験合格の条件とされていました。
柱の一人である胡蝶しのぶは、藤の花を用いた毒を使うことで鬼を倒します。
鬼滅の刃の鬼の特性と弱点まとめ
今日は鬼滅の刃で炭治郎達と戦いを繰り広げる鬼について、その特性や弱点をご紹介しました。
ある程度の前知識があると映画もたっぷり楽しめると思いますのでぜひ参考にされてくださいね!